- 保育こども科
1月23日(月)元船キャンパスの介護福祉科1年生の教室をお借りして、介護福祉科の講師、原田先生から障がいを持った方たちへどのような声かけや接し方をしたらいいのか教えていただきました。
授業の中で「自分の考えだけが全てではない。見方はたくさんある」という言葉が、学生たちの心に響いていました。
そして11時から、実際に車いすに乗って道路へ。
まず第一関門。段差!!
後ろ向きで座っている人に振動を与えないように優しく動かす。
思いはあってもなかなか苦戦。
ドン!とそのまま車いすを引いてしまう人も。
第一関門突破!!
ほっとしたところでいざ歩道へ。
がたがた道や、横断歩道などのちょっとした段差。
実際道路を押してみて、車いす介助の難しさを実感しました。
一方乗っている人も「振動がすごかった」「押してもらっていたが、怖かった」など、両者とも初めて体験して車いすの大変さについていろいろ学ぶことができました。
その体験を活かして
1月29日(土)「車いすで長崎を元気に!」にみんなでボランティアとして参加しました。
昨夏の東京パラリンピック車いすバスケットボール男子、銀メダリストで長崎出身の鳥海連志さん、川原凛さんを招いての「長崎サンライズ」VS「ライジングゼファーフクオカ」の車いすバスケットの試合がありました。
10時から、皆で会場設営。
質問コーナーや、鳥海さんのメダル展示コーナー、受付などそれぞれ持ち場につき、事前練習も。
検温コーナーでは「ちゃんと作動するかな・・・」
さあーいよいよ開場
体育館では練習中
会場案内係の学生もハイポーズ
玄関口では、寒い中、外で受付の誘導も
試合が始まると、学生たちも交代しながら観戦しました。
車いす同士がぶつかりあう激しさや、スピードのすごさ。
そしてなによりも、車いすが倒れても一人で起き上がり、すぐプレーに戻る強さ。起き上がれない時は、相手チームの人でも手伝って起こすなど、お互いを認め合いながらプレーする素晴らしさを、目の当たりにできました。
最後に質問コーナーで、「自分の障がいを知ったとき、どんな気持ちになりましたか」の鳥海選手の答えに
「『僕のヒーローアカデミア』というアニメの中で、「一人ひとり別々の特別な個性(超能力)を持っているとあります。僕も障がいというのは個性であり、その人しか持っていないもので、良い事と考えると元気が出るよ。」と話してくれました。
学生たちにとって心に響く言葉になりました。
この2日間の貴重な体験を通して、これからの人生の大きな道しるべになったことでしょう。
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●体験入学のご案内●
2月18日(土)
3月12日(日)
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