- 柔道整復師科
柔道整復師科1年生の「社会福祉」の授業の様子をご紹介します。
前回の「高齢者疑似体験・介助者体験」に引き続き、今度は車椅子の体験をしました。
車椅子は先生が持ってきてくださったのと、本校の介護福祉科から借りてきたものです。
今回も二人一組になり、車椅子に乗る側と介助者になってみました。
エレベータに乗って車椅子用のトイレまで行き、実際に便器に座って戻ってくるというミッションです。
本校校舎は1Fに女性用、5Fに男性用の車椅子に対応したトイレがあります。
第一関門、車椅子だといつもよりエレベーターが狭い。
車椅子に乗っている人のつま先が壁にぶつからないように十分に気を付けないといけません。
そして車椅子のまま入ったトイレでの移乗体験。
車椅子から便器に移り、また車椅子に戻ります。介助者は大忙しです。
学校に入学してもう9か月ですが、可動式の手すりの意味を始めて知りました。
障害の程度に応じて補助のやり方も様々。
フットレストの注意点や介助者のポジショニング、車椅子をどのような角度で停めると移乗がスムーズにいくなど、細かいポイントを教えてもらいました。
今回「社会福祉」の観点から教わった杖の使い方や車椅子の知識は、一見柔道整復師の仕事と直接関連が無いように感じられますが、実は国家試験の出題科目である「リハビリテーション医学」で学ぶ分野でもあります。病院や福祉方面への就職も可能な柔道整復師科の学生として、知っておいて欲しい知識です。
将来試験に問題が出たとき、誰かを介助する機会があったとき、この体験を思い出してくださいね。
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2月20日(日)
3月13日(日)
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