- 柔道整復師科
令和4年度もいよいよ今週で終わります。気温もぐっと温かくなり、春を過ぎて初夏のような気候が続いています。
今回はちょうど今頃の季節に本校を巣立った卒業生をご紹介します。
小道智輝さんは、長崎南山高等学校を卒業後、平成27年4月に本校の前身のひとつである「長崎柔鍼スポーツ専門学校」の鍼灸師学科に入学しました。そして鍼灸師学科の学生を続けながら翌平成28年4月に柔道整復師学科に入学しました。鍼灸師学科の授業は午前中、柔道整復師学科の授業は午後に行われていたため、両方の資格取得を目指すことができました。
資格取得後は、
2019年 東海大学熊本サッカー部トレーナー
2020年 東京都 関東第一高校サッカー部全国高校サッカー選手権大会帯同ジャパンオープン水泳帯同
プロテニスプレーヤー 田島尚輝選手専属トレーナー
2021年 東京オリンピック帯同
柔道パキスタン代表シャーフセイン・シャー選手専属トレーナー
(オリンピック柔道チャンピオン イリアス・イリアディス選手との写真)
2022年 イスラミックゲームズ(inトルコ) パキスタン柔道ナショナルチーム コーチ兼トレーナー帯同(日本人初)
2020〜現在 社会人サッカーチーム FC PHOENIX 専属トレーナー
2022年とちぎ国体 陸上競技北海道チーム帯同
(栃木国体帯同時)
など、スポーツトレーナーとして様々な競技、チームで活動しています。
柔道部だったこともあり、先日学校に遊びに来てくれた時は、柔道の授業や部活動に参加し、学生に指導してくれました。
■資格を取ろうと思ったきっかけ
高校の時柔道をしており、今後柔道で大学に進むべきか悩んだ時期がありました。
しかし、僕自身が自分の限界をわかっていたのと、柔道で大学に行くと、就職先に限りがあることがわかっていたため、複数の推薦を蹴って大学進学を断念。
人を支える側に回って、多くの人たちの人生に関わろうと思い、その時の理事長が先輩の父だったこともあり、当校に進学するようになりました。
鍼灸、柔整をなぜダブルスクールで取ろうとしたのかは、本当にその場のノリです。笑
(東京オリンピック帯同時)
■これから
ありがたいことに、資格を取ってから4年ほどで、オリンピックや、国内の大きな大会などに帯同する機会を与えていただきました。
それを経験したからすごいとか、偉いとかそういうものは全くないですが、この経験を通して学んだことはたくさんありました。
今後はこの経験を活かして、より多くの人の人生に関わり、痛みや不安のない体作りをしていきたいと考えています。
ただ『痛みがあるから治す』のではなく、なぜ痛みが出たのか。本当の原因はどこなのか。今後痛みや不安を無くすためには何をすべきなのか。
痛みのその先にあるものをいつも考えながら、その人が人生において、いつも良いパフォーマンスをできるような手助けをできる柔道整復師になっていきたいと思います。
小道さんが本校を卒業したのはほんの5年前。こんなにも逞しく成長してくれました。
これからの益々の活躍を期待しています!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
●体験入学のご案内●
4月23日(日)
5月21日(日)
6月11日(日)
※新型コロナウイルス感染症対策をしての体験入学プログラムをご用意しておりますが、急遽イベントの開催中止や日程及び内容等を変更する場合もございます。予めご了承ください。
また、上記以外の日程でも、個別相談会や来校が難しい方にはオンライン相談会など対応しております。
詳しくは募集・広報課までご相談ください。