- 柔道整復師科
こんにちは。2021年最後の記事は柔道整復師科のお話です。いつもは学生の様子ですが、今回は趣向を変えてHPやブログにも登場している柔道整復師科 学科長である中嶋先生について少しご紹介してみようと思います。
中嶋先生は、名古屋大学医学部 保健学科の非常勤講師として月1回「解剖学実習Ⅱ」という授業で指導を行っています。
授業内容は科目名の通り、ご遺体の解剖です。
教科書で学んだ知識と実物を照らし合わせ、観察することは将来医療従事者として様々な状況の患者様を治療するために、とても大切な勉強になります。
本校の特色である「名古屋解剖見学実習」も中嶋先生が主導してくださり、本校の学生たちに貴重な「実際のご遺体の筋肉や骨に触れる機会」を作ってくださっています。
※一昨年の名古屋解剖見学実習の様子です。
こちらは授業が行われている名古屋大学鶴舞キャンパス 医系研究棟3号館です。本校の解剖見学実習でもお世話になっている建物です。
実際に解剖で使用する道具です。
双鋸(そうきょ)という道具です。のこぎり状の歯が2枚ついているのが特徴です。
かなり特殊な使い方をするので、気になる人は調べてみましょう。
こちらは肋骨剪刀(ろっこつせんとう)です。いわゆるニッパーの挟む部分がちょっと曲がったような独特な形をしています。使い方は名前でなんとなく分かりますね。
人の体は形がとても複雑なので、きちんと解剖するためには色々な形の器具が必要です。
解剖学は医療従事者を目指す学生にとって基礎となる重要な知識であり、本校柔道整復師科でも入学して最初に勉強する科目の一つです。骨や筋肉だけでなく、人体構造の基本的な知識がないと手技もテーピングも効果的に行うことができません。学生たちにも意欲的に勉強してほしい分野です。
名古屋大学の先生たちと。
右から2番目の先生が名古屋大学医学部保健学科理学療法学専攻 教授の亀高 諭先生です。
右から3番目の先生は東海医療科学専門学校 柔道整復科の専任の先生であり、名古屋大学大学院医学系研究科 機能構築医学専攻機能組織学 研究生でもある若月 康次先生です。
1番右の白衣の先生は、名古屋平成看護医療専門学校 はり・きゅう学科の松井 尚人先生です。
10年以上一緒に解剖を行っている旧知の先生たちだそうです。
中嶋先生は受験生である本校3年生の担任でもあります。
学生が自由に参加できる放課後補習「寺子屋」では、解剖学を担当しています。
もちろん専門である「柔道整復理論」もいつでも質問OK♪だそうです。
国家試験まで約2か月になりました。残り少ない日数ですが、学生と一緒に頑張っています。
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1月23日(日)
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