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柔道整復師科
冠名包帯法(デゾー包帯)

2021/06/01

今年も新しい実技服に身を包んだ1年生の実技授業が始まりました。

柔道整復師科の実技の授業は学生たちに人気です。

包帯の巻き方や、テーピング、副子作成、検査法や整復法

(例えば脱臼した骨を元の位置に戻すやり方)など、

実際に包帯やテーピングなど使って練習することができます。

今日の授業は、包帯の巻き方「冠名包帯法」のひとつ「デゾー包帯」です。

「冠名包帯法」はいくつか種類があり、授業では主に肩周辺を固定するための3種類の包帯法を練習します。

実際の人の形はでこぼこしているので、上手に隙間がないように巻くのは難しく、練習が必要です。

複雑な巻き方を丁寧に確認しながら巻いていきます。

完成です。

あまり見たことがない巻き方ですね。

これは、鎖骨を折ってしまった時の固定法です。

腕までがっちりぐるぐる巻きです。腕の骨は折れていないのになぜでしょう?

理由は首と肩と腕の筋肉が繋がっているからです。

腕を動かすと連動して肩の筋肉が動きます。

すると筋肉につながっている鎖骨も動いて骨がずれてしまいます。

きれいに治すためには腕も動かないようにがっちり固定する必要があるんです。

腕の骨折よりずっと大変で、色々な配慮が必要だと学びました。

使った包帯は包帯巻器で巻き戻します。

これもまた大切な練習。

「巻軸帯」というバームクーヘンのような形をきれいに作れるようにならなければなりません。

巻き方が弱くてふにゃふにゃだったり、目が斜めだったりすると

とても使いづらくなるからです。

最後は授業で触れた部分を消毒し、教室の掃除をしてこの時間は終了です。

お疲れ様でした。

次回は柔道整復師科もう一つの特徴的な授業「柔道」を

引き続き1年生の様子と一緒にご紹介します。

おたのしみに♪

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●体験入学●

6月20日(日)

6月27日(日)

※新型コロナ感染対策をしての体験入学プログラムをご用意しています。

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詳しくは募集・広報課までご相談ください。