- 保育こども科
夏休み中の8月7日(水)出島メッセ長崎で開催された、
長崎市障害者自立支援協議会主催「虹の架け橋フェスタ」に、2年生、3年生が参加しました。
スタッフのお一人、里 武先生は本校の非常勤講師でもあり、
「子どもの家庭福祉」の授業の一環です。
初めての参加に学生たちは、少し緊張気味です
当日は、企業、障害福祉サービス、それから物販も含め多数の事業所さんの参加がありました。
入口では、Orihime(オリヒメ)がお出迎え。
日頃は、障がい者の方が遠隔操作してお仕事できるよう、お手伝いしているそうです。
前に立つと優しく話しかけてくれましたよ。
始めに講話を聴きました。
第一部では精神保健福祉士の梁瀬先生に、精神障害は決して特殊な病気ではないこと、
また支援や対応に正解はないが、リフレーミングしながら連携、協働することの
大切さを教えていただきました。
(リフレーミング・・・物事の枠組みを変え、違う視点から見ることを意味する心理学用語。
欠点や不安といったネガティブな物事も、考え方の前提を変えることで、
長所や期待などポジティブなものとして捉えられるようになること。)
第二部では、ピアサポーターとして活躍する3名の方のこれまでの歩みや体験を聞きしました。
当事者の方のお話は、学生たちの心に響くことが多くあったようでした。
(ピアサポーター・・・自身が障害や疾患等の経験を持ち、その経験を活かして
同じ境遇にある仲間をサポートする人のこと。)
講話終了後、場所を移動して、各ブースへ足を運びます。
3年生は施設実習を終えて、お世話になった事業所さんにお礼を伝え、
改めて就職に向けてのお話を伺う機会となりました。
話を聞く表情も真剣そのものです。
2年生は、福祉施設についての学びはこれからです。
それぞれの事業所さんの特徴や活動内容などを教えていただき、
先の施設実習への予習ができました。
物販コーナーでは、リラックスムード。
すてきな雑貨やお菓子などほしくなるものがたくさんありました。
最後は、長崎市福祉部からのおみやげをいただいて、笑顔で帰りました。
障がいを持つ方への関わりや事業所さんそれぞれの特色など、
一度に知ることができる時間となりました。
「リフレーミング」は支援を楽しくするキーワードです。
普段から意識して実践していきましょう。
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●体験入学のご案内●
9月15日(日) 介護福祉科イベントデー
10月6日(日)
10月20日(日)
※感染症対策をしての体験入学プログラムをご用意しておりますが、急遽イベントの開催中止や日程及び内容等を変更する場合もございます。予めご了承ください。
また、上記以外の日程でも、個別相談会や来校が難しい方にはオンライン相談会など対応しております。
詳しくは募集・広報課までご相談ください。