- 保育こども科
9月26日、1年生は「幼児と環境」の授業を諫早市の「こどもの城」にて受講しました。
講師は、吉原裕介先生 ≪通称「ちゃお」さん≫ に「人が関わる環境について」講義をしていただきました。
まずは ≪ちゃおさん≫ からお題をもらっての「フルーツバスケット」
はじめは緊張気味だった学生たち。
心の距離と体の距離は比例するそうです。
楽しいお題に笑顔で体を動かすうちに、徐々にその距離は縮まっていきました。
こちらは、毛糸のボールを相手の名前を呼んで優しく投げます。
キャッチした人はまた別の相手の名前を呼んで投げます。
落としてしまったら、また始めから…
お互いにうまくキャッチボールできるように、気配りすることが続けるコツです。
相手を思う気持ちが問われます。
今度は、3グループ対抗戦!
グループで手をつなぎ、フープを体にくぐらせながら一周させるゲームです。
それぞれに幾度も作戦を練りながら、挑戦していました。
≪ちゃおさん≫ に教わった「失敗を楽しむこと」をまさに実践しています。
次は、人差し指にフープを乗せ、みんなで下に下ろしていくだけの簡単なゲーム。
でもやってみると…
下ろすどころか、上に上がったり、指が離れたり、思うようにいきません。
≪ちゃおさん≫ から「自分の指は見ないで」とヒントをもらいました。
ゆっくり時間をかけ、お互いに声をかけ合いながら下ろすことに成功しました。
成功した後に、≪ちゃおさん≫ と振り返り。
フープが上がっている人に声をかけ、下がるまで待ってあげる…
そんな相違点を認められる環境作りが大切ということを体験できました。
安心できる環境とは「自分」が否定されることのない心と体の安全な居場所を創ること、と教えていただきました。
外に出ました。丸いプレートを体の一部から離すことなく、向こう岸まで全員たどり着けるか?!
何度も失敗を繰り返し、作戦を練り直し、全員手つなぎでの移動だったり、個人移動だったり。
へとへとになりながらも成功するまであきらめませんでした。
最後に腕を組んで同時に立ち上がります。
二人組から人数を増やしていきました。増える毎にやり方も様々です。
【Full Value】 自分と相手の存在(価値)を最大限に尊重することができなければ成功しません。
最後に、≪ちゃおさん≫ からコミュニケーションで大切なことを教えていただきました。
Listen「聴く」 Open「心を開く」 Voice「声に出す」 Enjoy「楽しむ」
頭文字をとって【 LOVE 目の前の人を愛する 】ということ。
人を愛し、心と体が安心できる環境を作っていける保育者を目指していきましょう!
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10月22日(日)
11月12日(日)
11月19日(日)
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