- 柔道整復師科
8月は期末試験の時期です。座学に実技とたくさんの前期科目の試験が行われ、学生たちも時間割とにらめっこしながら頑張っています。
今回は、1年生の前期にしか行わないテーピングの実技試験の様子をご紹介します。
授業では4人一組のグループを作り、練習。試験もグループごとに行われます。
受験する学生は、試験の項目が書かれた3枚のカードから無作為に1枚選び、当たった課題を先生の前で実演します。
まずは、必要な材料選びです。
置いてある材料の中から、課題に適切なサイズ、個数、その他必要な道具をワゴンに載せます。
先生の合図で開始です。
制限時間は5分。
テーピングの仕上がりだけでなく、モデル(患者役)の学生への説明や誘導、姿勢の指示なども採点項目に含まれます。
黄色いテープのようなものはアンダーラップといいます。
直接皮膚にテーピングすると粘着物質で皮膚が傷つく可能性があるので、アンダーラップで患部を覆い、その上からテーピングをしていきます。
仕上がったこの貼り方は「バスケットウィーブ」といいます。
縦、横、縦、横とテープを重ね、網目状の形になる貼り方です。
こちらは、「フィギュアエイト」と「ヒールロック」という2種類の貼り方を重ねています。
足首を囲むようにして固定しています。
これは「Xサポート」膝関節の靭帯を損傷した患者に対するテーピングです。
大きな関節なので靭帯補助のため、幅の広いテーピングを使います。
テーピングが完成したら、締めつけすぎていないか血流チェックを行います。
きちんと固定されているか歩行確認を行い、終了宣言をして終了です。
宣言後に先生が固定の様子をチェック!
練習の成果は出せたでしょうか?最後までドキドキが続きました。
学生たちの試験前控室の様子も覗いてみました。
緊張が伝わってくる男性陣と、元気な女性陣。
まだまだ1年生の前期です。これからもっとたくさんの技術を学んでいきます。
この様子だと、クラスメイト達と楽しく身に着けていくことができそうですね。
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8月20日(日)
8月27日(日)
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